ひきこもりに関する相談先について(2019年6月)
最終更新:2023(令和5)年1月31日
重大事件によっては、容疑者やその動機等について「ひきこもり」と結び付ける報道も多く、ひきこもり状態にある人の家族などから不安の声が多く寄せられます。
ひきこもり状態にある人の状況や、ひきこもりの状態となった背景はそれぞれ異なります。それだけに、相談や支援にあたっては、個々人の状況に十分な配慮を要するとともに、本人のみならず家族の心理的ケア、専門機関と連携した支援等が重要です。ひきこもりに関する相談先としては、以下のような機関・団体があります。当事者のみで悩まず、ぜひ、こうした相談先にご連絡ください。
ひきこもりに関する相談先(行政、民間)
● ひきこもり地域支援センター
都道府県・指定都市に所在し、ひきこもりに特化した第1次相談窓口としての機能を有している。「ひきこもり支援コーディネーター」を配置し、ひきこもりの状態にある本人や家族からの電話、来所等による相談に応じ、助言を行うとともに、家庭訪問を中心とするアウトリーチ型の支援を行う。
新規ウインドウで開きます。ひきこもりボイス ステーション「全国の相談窓口はこちら」(厚労省ポータルサイト)
● 精神保健福祉センター
都道府県・指定都市に所在し、ひきこもりのほか精神保健福祉全般にわたる相談を行っている。電話や面接で相談できる。
新規ウインドウで開きます。全国精神保健福祉センター長会「全国精神保健福祉センター一覧」
● 保健所
ひきこもり相談をはじめ、こころの健康、保健、医療、福祉に関する幅広い相談を受け付けている。相談は電話相談、面談による相談があり、保健師、医師、精神保健福祉士などの専門職が対応する。また、相談者の要望によって、保健師は家庭を訪問して相談を行うこともできる。
新規ウインドウで開きます。厚生労働省「保健所管轄区域案内」
● 市町村保健センター
保健、医療、福祉について、身近で利用頻度の高い相談に対応している。障害福祉サービスなどの申請受付や相談、保健師による訪問等の支援を行っている。問い合わせは、各市町村役所・役場まで。
● 生活困窮者の自立相談支援機関
生活全般にわたる困りごとについて、一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成し、専門の支援員が相談者に寄り添いながら他の専門機関と連携して、解決に向けた支援を行う。
新規ウインドウで開きます。自立相談支援機関 相談窓口一覧(PDF)
● ひきこもり家族会(支部)
各地の家族会(支部)によっては、学習会や相談対応、アウトリーチ(訪問)、居場所運営等を行っている。
新規ウインドウで開きます。KHJ全国ひきこもり家族会連合会「家族会一覧」
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