分野別の取り組み
災害時の支援
災害から地域の人びとを守るために
~災害福祉支援活動の強化に向けた検討会報告書~
2019(令和元)年度提言「災害時福祉支援活動の強化のために―被災者の命と健康、生活再建を支える基盤整備を―」の具体化等を図るために、2021(令和3)年8月に検討会を設置し、2022年3月付で報告書をとりまとめました。
検討会では、被災者が何を求めているかという被災者ニーズを中核に、主に(1)災害法制に位置づける「福祉」について、(2)「災害福祉支援センター」に求められる役割・機能について、検討を行いました。
報告書では、自然災害が頻発・大規模化するなか、平時から災害に備え、被災者への寄り添い支援をしていくことが重要であること。社会は「医療・保健・福祉」の連携・協働により活動を展開していることから、平時と同様、災害発生時においても「医療・保健・福祉」が切れめのない連結を図っていくことが必要であること。そして災害発生直後から被災者に寄り添い支援をしていくことが必要であり、防災に「福祉」の視点を入れ、災害福祉支援活動を強化していくことが重要であることを提言するとともに、災害救助法等を改正し「福祉」の位置づけの明確化を図るよう提言しています。
また、平時から社会的脆弱性を抱えた人びとに寄り添い、支援を行うことができるよう、各地の実情にあわせて「災害福祉支援センター」の整備を図っていくことが重要であるとしています。
全社協では、本報告書を踏まえ、災害法制への福祉の位置づけに向けた要望活動を展開するとともに、災害福祉支援センターをはじめとした災害福祉支援活動と平時からの体制整備の重要性に関して周知を進めるよう取り組んでいます。
報告書
ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。「災害から地域の人びとを守るために~災害福祉支援活動の強化に向けた検討会報告書」(PDF:6.54MB)
パンフレット
報告書をもとに、パンフレット(3種類)を作成しました。要望活動等にご活用ください。
(主旨)
ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。災害福祉支援活動の強化に向けた検討会報告書(PDF:1.13MB)
(詳細版)
ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。災害法制等を改正し、「福祉」の位置づけを!(PDF:1.12MB)
ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。災害福祉支援センターの機能(PDF:593KB)
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