福祉のガイド
福祉の仕事・職場
「福祉の仕事」と一言でいっても、その分野や職種は広範にわたります。福祉施設や在宅サービスのように利用者の生活を直接支援するサービスの提供から、市町村社会福祉協議会や福祉関係行政機関などが地域の福祉の向上のために行う相談援助まで、さまざまな仕事があります。
全社協「中央福祉人材センター」が運営する「福祉のお仕事」ホームページでは、それぞれの仕事内容や資格制度をはじめ、全国各地の研修・イベント等の多様な情報を提供しています。
また、当サイトは全国47都道府県をカバーする福祉専門の求人情報サイトでもあります。
特設サイト(「福祉のお仕事」ホームページ)
福祉人材センター・バンク
社会福祉分野における人材確保対策を目的に、1990年代に設置された各層の福祉人材センターは、相互のネットワークにより事業を展開しています。
- 都道府県福祉人材センター各都道府県に1か所ずつ設置。都道府県社協が運営。
- 福祉人材バンク都道府県福祉人材センターの支所にあたる。
- 中央福祉人材センター都道府県センター事業の支援や全国的な情報提供(「福祉のお仕事」ホームページの運営)を担う。全社協が運営。
都道府県福祉人材センター・バンクの主な事業
- 福祉の仕事を幅広い世代に知ってもらう、理解促進・魅力発信
- 求職者と求人法人・事業所との橋渡し
(福祉分野に特化した無料職業紹介) - 従事者や就職希望者、法人・事業所を対象とした相談・支援
- 従事者や法人・事業所を対象とした研修 等
特設サイト(「福祉のお仕事」ホームページ)
福祉人材の確保・育成、職場環境整備
福祉人材の確保・育成については、行政や福祉施設・事業所、ハローワークなど関係機関の連携による「質と量」両面からの取り組みが求められます。なかでもとくに、都道府県社協が運営する福祉人材センターは、福祉人材確保の中核的な機関としての役割を発揮することが期待されています。
また、全社協および種別協議会等においても、福祉の魅力発信や職場の環境整備など、多様に取り組んでいます。
「福祉人材確保・育成・定着の取組方策」
種別協議会等から構成される全社協 政策委員会では、構成組織と協働して「取組方策」を策定、法人・事業所や社協における取り組み強化を呼びかけています。
全社協、種別協議会等の主な取り組み
- 福祉の仕事の魅力発信と福祉教育の推進
福祉の仕事・活動に対する理解を広げるため、福祉の職場のイメージアップや福祉の仕事の魅力を積極的に発信するとともに、子どもから大人までのすべての世代を対象とした福祉教育の推進に取り組んでいます。
社会福祉従事者への社会的な評価を高めるとともに、社会福祉に関心をもつ層を拡大させ、幅広い人材の確保につなげていきます。
- 福祉人材の育成
さまざまな研修会や資格取得に向けた各種講座を開催し、福祉従事者の知識・技術の向上やキャリアアップを支援しています。
- 福祉人材の定着促進
職員の定着、離職防止のため、福祉施設職員の処遇改善(他産業との賃金格差の是正)、職員配置基準等の改善、福祉の現場におけるICT化の推進などに関する調査研究活動や国への要望・提言活動を行い、「働きやすく、働き続けられる職場」づくりを推進しています。
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