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全国社会福祉協議会の調査・研究報告、統計情報

社会的養護を必要とする児童の発達・養育過程におけるケアと
自立支援の拡充のための調査研究事業の概要

1 事業名 社会的養護を必要とする児童の発達・養育過程におけるケアと自立支援の拡充のための調査研究事業
2 実施年度 平成20(2008)年度
3 実施主体 社会福祉法人 全国社会福祉協議会 児童福祉部
4 補助・助成の有無 平成20年度独立行政法人福祉医療機構 子育て基金助成事業
5 事業の目的

被虐待等により子どもが心身に受けた痛みからの回復、また発達障害など心身の障害等の状態に応じた養育の現状と課題をふまえ、成長の過程での養育のあり方、実践を明らかにすることで、児童養護施設の機能を強化し質的な向上をはかるとともに、地域における社会的養護、児童虐待防止施策に対応できる基盤を拡充する。

6 報告内容と成果 「調査研究委員会」を設置し、次の調査を実施した。
(1)
児童のかかえる問題と養育のあり方調査

児童養護施設等の入所児童について、個々の児童のかかえる課題や発達段階に応じた養育を行うため、児童の成長経過(入所前後から退所までの期間)に応じた養育の提供状況と課題を、施設職員の聞き取り調査により検証した。

(2)
児童養護施設を退所した人へのインタビュー調査

児童養護施設等を退所した人に対して、入所していた当時の生活と、自身の成長の過程での課題についてインタビューを行い、子どもの成長発達に応じた児童養護施設等の養育、ケアのあり方、退所後の自立支援(アフターケア)に向けた課題を検証した。

(3)
児童養護施設における権利侵害の検証調査

児童養護施設における権利侵害について、子どもの育ちと発達、養育のいとなみの視点から、事故発生の原因、施設職員、関係機関の対応、子どもの状況、指導改善後の施設運営の取り組みと変化について検証した。児童養護施設等での日々の養育のいとなみが、児童の成長とともにどのように行われ、養育を担う職員や関係機関が、どのような思いをいだきつつ子どもたちとかかわっているのか、子どもの成長の過程とその中で進められている養育の実際から、養育の本質を明らかにした。

平成21年4月から施行された「児童福祉法等の一部を改正する法律」では、被措置児童等虐待防止の取り組みが求められている。本研究による児童養護施設等を退所した人へのインタビュー、および入所児童の権利侵害が発生した事例の検証をあわせて実施することで、児童養護施設等に必要な養育の視点、根底にあって共有すべき知識、技術等の課題を明確化し、あわせて広く社会に伝えることで、養育の質の向上と機能強化、入所児童の権利擁護の強化をはかるための方向性を示した。

7 報告書の目次
はじめに
T
児童のかかえる問題と養育のあり方調査
  • 養育の本質とは
  • 養育のいとなみの実践
  • 職員は何に悩み、何に苦しんだか
  • 事例から考えられる、養育の実践における課題
  • U
    児童養護施設等を退所した人へのインタビュー調査
  • 退所した人が語る育ちの過程〜本調査の意義と限界性〜
  • 退所した人のふりかえり、思い
  • 退所後の回想と課題〜インタビュー内容の総括と課題〜
  • V
    児童養護施設における権利侵害の検証調査
  • 被措置児童等虐待と児童養護施設の課題
  • 回復へのとりくみ〜事例から〜
  • 権利侵害からの回復過程における課題

  • 資料/索引
    8 報告書の入手
    (提供)の可否
    残部がなく、報告書はお分けできません
    以下からダウンロードしてください。
    ・連絡先 全社協・児童福祉部
    電話 03-3581-6503FAX 03-3581-6509

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